建物チェックは単なる「目視」ではありません。
私は平成16年から平成22年まで、三井系一級建築士事務所にて建物調査業務に携わりました。 その後も個人で建物調査を継続し、これまでに250棟を超える住宅を確認してきました。 22年間、建物を見続けてきた経験があります。
人は目から入った情報を脳で処理し、過去の経験と照合しながら判断しています。
建物を見るという行為も同じです。
基礎のひび割れ。
外壁の変形。
木材の乾燥収縮。
床の傾き。
雨漏りの予兆。
建物には一定のパターンがあります。
そして、不具合にもパターンがあります。
22年間、250棟以上の建物を見続けた結果、脳内には膨大な建物の記憶が蓄積されています。
現場で建物を見た瞬間、
「何か違う」
と感じることがあります。
これは勘ではありません。
長年の経験によって蓄積されたパターン認識と直感です。
木造在来工法には、本来あるべき完成形のイメージがあります。
建物を見た瞬間、その完成形のイメージと現実の建物を照合し、違和感を探します。
違和感を感じた箇所は、さらに詳しく確認します。
その結果として、目視だけでも不具合や欠陥の兆候を発見できる場合があります。
もちろん、完璧な住宅は存在しません。
また、目視のみで全ての不具合を発見できるわけでもありません。
しかし、
「どこを見るべきか」
「何を確認すべきか」
「どのリスクを理解した上で購入するべきか」
この判断材料を整理することはできます。
私は建物を保証することはできません。
しかし、22年間の経験と250棟を超える建物調査で培った知識と直感をもとに、購入前の重要な判断材料をご提供します。
住宅購入は数千万円の意思決定です。
その判断を、営業トークだけで行う必要はありません。
建築士の視点を、ぜひご活用ください。
※本サービスは建築士による目視中心の建物チェックです。住宅の性能や品質を保証するものではありません。
※より詳細な調査をご希望の場合は、中立な第三者機関による住宅診断(インスペクション)の利用をご検討ください。